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なぜ細動脈が血圧を決めるのか?大動脈・中小動脈との構造の違いから知る血圧調整の仕組み【尼崎・高血圧・内科・循環器内科】

ささきクリニック

尼崎市のささきクリニックです。

日頃の健康診断やご家庭での測定で血圧の数値が高めに出ると、「そもそも血圧はどうして上がったり下がったりするのだろう」「太い血管と細い血管では何が違うのだろう」と、疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

高血圧について考えるとき、心臓に近い太い血管が詰まったり硬くなったりしているイメージを持たれがちですが、実は血圧の上がり下がりにおいて直接「抵抗」となってコントロールを担っているのは、全身の末梢にある細動脈です。

今回は、大動脈や中小動脈と比べながら、なぜ細動脈が血圧を調整しているのか、その血管構造の違いとメカニズムについて、尼崎で高血圧治療や一般内科を担当する循環器専門医の視点から分かりやすく解説いたします。


大動脈や中小動脈が「血圧の抵抗」にならない理由

心臓から送り出された血液は、まず大動脈を通り、中小動脈を経て末梢の細動脈へと流れていきます。

一見すると、これらの太い動脈も血圧に大きく影響しているように思えますが、血管の組織構造を見ると異なる役割を持っていることが分かります。

・大動脈(弾性動脈)
大動脈は組織学的に「弾性動脈」と呼ばれ、血管壁の成分として繊維のような弾性板の比率が大きい構造をしています。非常に弾力性に富み、心臓から勢いよく押し出された血液を受け止めてしなやかに伸縮しますが、この伸び縮みは血液を全身へ送り出すクッションのような役目を果たすためのものであり、血流をせき止めるような「抵抗」にはなりません。

・中小動脈(筋性動脈)
中小動脈は「筋性動脈」と呼ばれ、血管壁に筋肉である平滑筋が多く含まれています。平滑筋そのものは伸び縮みする素材ですが、中小動脈は筋肉の層が分厚すぎるため、血管全体の太さが大きく変わるほどの伸縮は起こりません。

このように、大動脈や中小動脈は構造上、血液の流れを大きく遮る抵抗とはなりえない血管なのです。


血圧を左右する主役は「細動脈」の伸び縮み

そこで血圧調整の主役となるのが、中小動脈のさらに先にある細動脈です。

細動脈は、適度な厚みの平滑筋細胞に囲まれており、自律神経や体内のホルモンなどの指令を受けて、柔軟にキュッと縮んだり、ふわりと緩んだりすることができます。

血液の通り道が変化することで、次のように血圧がコントロールされています。

・細動脈が収縮すると、通り道が狭くなって抵抗が大きくなり、血圧が上昇する
・細動脈が拡張すると、通り道が広がって抵抗が小さくなり、血圧が低下する

寒さを感じたときや強いストレスを受けたとき、塩分を取りすぎたときなどは、細動脈が収縮して末梢血管抵抗が高まるため、血圧が上がります。反対に、リラックスして体が温まっているときなどは血管がゆるみ、血圧は穏やかに下がっていきます。


まずは仕組みを知り、日々の血圧測定を

一時的に細動脈が縮んで血圧が上がるのは、活動に必要な血液を送り届けるための正常な体の反応です。

しかし、生活習慣の乱れや過度のストレスが続くと、細動脈が縮んで緊張した状態が慢性化してしまいます。血管の通り道が狭い状態が固定化することこそが、高血圧の本態です。

細動脈の過度な緊張は自覚症状がほとんどありません。まずはご自身の体の中でどのような変化が起きているのかを知り、朝晩決まった時間に家庭血圧を測定して記録をつけることが、血管の健康を守る大切な第一歩になります。


尼崎で高血圧や内科のご相談はささきクリニックへ

尼崎市西大物町のアマゴッタ4階にあるささきクリニックでは、日本循環器学会認定循環器専門医および日本内科学会認定内科専門医が常駐し、高血圧症をはじめとする循環器疾患から、脂質異常症・糖尿病・かぜ症状などの一般内科まで丁寧に対応しております。

「健診で血圧高めと指摘された」「家庭での血圧測定を始めたけれど数値の変動が気になる」「生活習慣を見直したい」という方は、健診結果や日頃の血圧手帳をお持ちの上、どうぞお気軽に当クリニックまでご相談ください。

※血圧管理やお薬の服用については自己判断で変更・中断せず、必ず医師にご相談ください。

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06-4868-5550

基本情報

名称ささきクリニック
フリガナササキクリニック
住所660-0827 尼崎市西大物町12-41 アマゴッタ4階医療センター内
アクセス阪神本線尼崎駅北口より東へ徒歩2分
電話番号06-4868-5550
ファックス番号06-4868-5551
営業時間
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