ヨガ舞100ヶ所アマ巡り
20/100ヶ所目『ユニチカ記念館』
ユニチカ記念館は、明治33年に建設されたレンガ造りの洋風建築です。
「尼崎紡績」の本社事務所として建設されました。
尼崎紡績は、尼崎や大阪の有力者が発起人となり、明治22年に創立。
廃藩置県で困窮した旧藩士の救済とともに、綿花の産地だった尼崎を新産業で盛り立てようとしたのが
創立の目的です。
社名は尼崎紡績、大日本紡績、ニチボー、ユニチカと変遷してきました。
自動車やトラックが引っ切り無しに走る、国道43号線。
そのすぐ脇にひっそりと残る記念館は今も尼崎の産業発展を見守っているかのようです。
ユニチカの初代社長は、広岡信五郎。
朝ドラファンの方には「新次郎さま」と言ったほうがピンとくるでしょうか?
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルになった広岡浅子の夫です。
信五郎は大同生命保険の創業に関わったほか、加島銀行相談役でもありました。
ユニチカは、昭和39年の東京五輪で「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボール日本代表に選手のほとんどを輩出したことでも知られています。
記念館には日本代表ゆかりの品も多く展示されています。
尼崎市100歳のお祝いと、今後益々の発展、そして、皆々様のご健康とご長寿をお祈りして・・・
吉識あゆ子
平成27年5月、貴布禰神社遷座300年祭の記念神事で、健康長寿祈願としてヨガ舞を奉納させていただきました。
その様子は、翌日神戸新聞の朝刊でも取り上げられ、小さな話題となりました。
これをきっかけに、尼崎市制100周年記念として、市内100ヶ所でヨガ舞を演じ、みなさまの健康長寿を祈願するとともに、様々な出会いやふれあいから、尼崎市のPRや、アニバーサリーイヤーを盛り上げるお手伝いになればと願っています。