前田明子さん・菊地麻木子さん・山本純子さんの合同展で、猫の作品で作り知り合った仲間だそうです。

.コンペイトウこと前田明子さんは主に粘土で作品を作っており、細かい作業が特徴です。最近はモービルやキーホルダーやフェルトなどの作品も手がけているそうです。名前のコンペイトウは以前飼っていらした猫の名前（コンペイ）からつけられたそうで、現在飼われている猫は、健太と隆太だそうです。
「前回は落語家のこん平さんで今度は漫才師の前田健太隆太なん？」と語呂が似ているせいかよく言われるそうですが本当は、スコティッシュフォールドのスコ→健やか→健康→健太、シャルトリューのリュー→隆太なんですよ。と笑って教えてくださいました。

.作品にはテーマがあり、今回はクリスマスバージョン。ツリーに乗っている猫達はサンタさんのお手伝いをしていて、おもちゃをつくったり、箱や袋につめたりしているが、だんだんと飽きてきてお菓子をつまみぐいしてサボっている猫もいますとの事。もちろんモデルは丸顔の健太とするどい顔の隆太だそうです。
昔の作品は紙粘土が固まってからアクリル絵の具で色をつけていたそうですが、最近のは和紙を貼り付けて猫の模様を表現されていて軟らかい感じに仕上がっていました。耳にかかっている輪っかは天使猫の象徴の「天使の輪」を現しています。

菊地麻木子さんは元アパレルのデザイナーで「猫好きが生じて猫の作品作りにはまってしまって‥作品は布で作ったバッグやのれんやエプロンなどに特殊な布用インクと筆を使い手書きで書いています」との事。
飼い猫のがっちゃんをモデルにしたおすまし顔のごろにゃんまねきは登録商標もされており、寝ていても仕事をしているトラ猫とミケ猫と普通の３種類がいます。どれもほっこりとしたかわいさで猫の形になった携帯＆デジカメケースがとっても可愛くて気に入りました。猫の形と言えば～革で作ったバッグやマウスパッドもありますよ～と持ってきてくれました。こちらのバッグもおすまし風のリュックと寝ている猫のタイプがあり、色はキャメルとチョコの2色で菊地さんがデザインしたものを職人さんが作っているので、買った後、リュックにショルダーをつけて欲しいとかポシェットにして欲しいとかのメンテナンスのご相談にものれるんですとの事なので、オリジナルを作ってもらうのもいいですね。

全部取り外しが出来るように作ってもらって、ＴＰＯに合わせて今日はリュック、明日はショルダーという風に使うと中の物も出し入れせずに、いつも猫といっしょに歩けて猫好きにはたまらないカバンです。菊地さんはリュックを背負っていて後ろでにっこりしてもらうと「やった～」って思うそうです。マウスパッドはオレンジなどの色もあり、猫の体の上にマウス（ねずみ）を転がすなんて・・・と考えてしまったのは私だけ？

コスチュームや雑貨を製作をしている山本純子さんは三和市場の近くで営業されていて、パワーストーンやトンボ玉でストラップやアクセサリーをつくったり、ネコ耳やメイド服を作られています。私もこの2週間、娘の文化祭の為にメイド服を作る事になり、睡眠時間５時間ほどで、土日は仕事も休んで娘と頑張ってきました。メイド服って、フリルや袖のふくらみとかこだわると結構時間（50時間以上）がかかったのでその話で盛り上がってしまいました。山本さんも私も娘も結構凝り性だったようです。

カチューシャのネコ耳は意外にも30代の女性に売れるんですよ～っておっしゃられていました。ほかにもコスプレの衣装やぬいぐるみの衣装なんかも作ってくれるそうですよ。
山本さんも猫をかっておられて、栗拾いにいった後に飼った猫なので子どもさんが、くりと名づけられたそうです。