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【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹

行ってきました 関西学院大学 三田キャンパスへ!

2013/12/23

こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
毎週月曜更新予定 (*^^)v
理工学部の関先生にお会いしに
初めて、関学の三田キャンパスに行ってきました(^。^)ノ

関学の上ヶ原キャンパス(西宮)とは、ちょっと似ているようで、
でも違うかな。

何と言っても、三田には甲山がない。(あたりまえですが~)
そして、空にもまわりにも何にもない。
とにかく、ひろ~~~~~~い!
空気がきれい!!
思わず深呼吸しちゃいました(*^。^*)
建物の雰囲気がおしゃれなことは、さすが関学。
食堂も、学生の交流スペースも、広くてとっても素敵。
研究室や先生方の部屋も、きれくて使いよさそうなレイアウトでした。
で、何をしに行ったかと言いますと(これが本題!)

サイエンスカフェへのゲスト参加のお願いに行ってきたのです(*^^)v

「自分の研究内容を一般の方にお伝えするのは、研究者の使命の一つと考えています。
よろこんで行きますよ」

嬉しい関先生のお言葉に、話は即決!
来年、2014年3月9日に伊丹に来てくださることになりました。
テーマは、『生まれ?それとも育ち? ~遺伝子の付箋紙・エピゲノム~』です。
ヒトの細胞1つに約3万個の遺伝子が入っているけど、実際に使っているのは1万個くらい。
で、各々の遺伝子に、「これは使う」「これは使わない」と付箋紙が貼ってあるそうな。
付箋紙のおかげで、同じ遺伝子を持つ細胞なのに、皮膚のところでは皮膚細胞に、肝臓では肝臓の細胞になるんだとか。

遺伝子っていうのは、ご存じのとおり生まれたときには決まってるけど
この付箋紙は大人になるにつれて、少しずつ貼りかえられたりするそうで。

例えば、極度の愛情欠乏状態で育つと、ストレス反応を抑える遺伝子に「使わない」付箋紙がついちゃう。つまり、きれやすい人間になる。と言う説もあるそうです。

環境だけでなく食生活も関係ありそうだとか。
となると、今の自分を作っているのは、生まれでしょうか、育ちによるものでしょうか。

エピゲノムってなに?から始まり、そんなこんなのお話をしてくださることになりました。
いつものように、1時間弱お話いただき、残り1時間お茶を飲みながら自由に質疑応答の時とする予定です。

研究者として、そして人間としても魅力たっぷりの関先生。
そして、校内で何度も迷子になった私たちに、とても親切だった学生の方、職員の方々。
最初の三田キャンパス訪問で、すっかり関学ファンになって帰ってきました(#^.^#)

p.s.
関研究室のホームページです===> こちらをクリックすると開きます。
みなさん、どこに先生がおられるかわかりますか?

3/9(日)14~16時 ラスタホールにて。
『生まれ?それとも育ち? ~遺伝子の付箋紙・エピゲノム~』
ゲスト:関西学院大学 理工学部 生命科学科専任講師  関由行さん

お申し込み受け付けはラスタホールにて、1月頃開始予定です。
(ラスタホール 電話072-781-8877 火曜休館)

■サイエンスカフェ伊丹■
2008年より伊丹市内で1~2か月に1度、「サイエンスカフェ」という、研究者の話を聞きながら気軽に議論を楽しめる場を提供しています。2012年より中高生やその保護者の方に理系進路のおもしろさを伝える企画も始めました。
ラスタホールを活動拠点とする市民団体です。
  
サイエンスカフェ伊丹ホームページ<http://cafeitami.web.fc2.com/

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